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66年のW杯イングランド大会の記録映画「GOAL!」は、わたしの人生を変えてしまった映画である。三菱ダイヤモンド・サッカー以上に影響を受けたといってもよいと思う。写真は映画のプログラムである。頁を開くと「スポーツ・ファン待望!117台のカメラを動員、スリルと興奮、感動のサッカー世界選手権の全容をとらえた長編色彩記録映画」とある。長編色彩記録映画というのが時代を感じさせますなあ。
この映画、わたしは映画館で一回、それから当時日本サッカー協会が入居していた岸記念体育会館のホールで一回見ている。岸記念体育会館のほうは確かサツカーマガジンで告知が出ていたので知ったのだと思う。今のように協会がリッチになる遙か昔の雑居ビル時代の話です。
さて映画のほうですが、何しろ初めて見るW杯の映像である。なにからなにまで、ただ圧倒されるばかり。まず芝生の緑の綺麗さに魅了される。当時の日本は冬になれば茶色の芝、そんなことで感動していたのだなあ。そして観客のプレーに対する反応のすばらしさ。ブラジルのガリンシャのFKの凄さ、FKを直接ゴールに突き刺すという概念がもしかしたら当時の日本にはなかったのかもしれない。そして、ラフプレーによるペレの負傷、ポルトガルの黒豹エウゼビオの凄まじい破壊力、ブラジルの敗退、北朝鮮のイタリア戦勝利、そしてポルトガル5−3北朝鮮の大逆転劇、そしてイングランドと西ドイツの決勝戦、ボビー・チャールトンのキャノン砲といわれたシュート、疑惑のゴールとフットボールの母国の初の優勝、息をつく暇のない感動の連続、ただため息がでるのみ、もうこれで完全にサッカーの虜になってしまった。この映画を見なかったら、次大会70年MEXICOには行かなかったでしょう。
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